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微細藻類とは

“次世代バイオマス微細藻類”ABOUT MICROALGAE

微細藻類写真
一般的には水中に存在する顕微鏡サイズの藻類の総称で、海洋で生息する塩水性、池などに生息する淡水性、両方の環境で生息する汽水性があります。その多くは陸上植物と同様に光合成を行いますが、脂質生産能力は陸上植物よりも高い種類が多く、乾燥重量の30~50%、種類によっては70%を超えるものも見つかっています。
なぜ藻が注目されているのか
単位土地面積当たりの生産性が圧倒的に高い
食糧と競合しない
脂質の蓄積能力が高く、炭素量の多い脂肪酸エステルが中心であるため
化学品用途などへの利用が可能
陸上植物と異なり、通年での収穫が可能
光合成によるCO2の固定能力が高い

各種植物・微細藻類のオイル生産能力の比較

作物・藻類 オイル生産量
L / ha / 年
世界の石油需要を満たすのに必要な面積
(100万ha)
地球上の耕作面積に対する割合
(%)
とうもろこし 172 28,343 1430.0
綿実 325 15,002 756.9
大豆 446 10,392 551.6
菜種 1,190 4,097 206.7
ヤトロファ 1,892 2,577 130.0
ココナッツ 2,689 1,813 91.4
パーム 5,950 819 41.3
微細藻類 136,900 36 1.8
出所:『新しいエネルギー藻類バイオマス』渡邉信編集

“バイオ燃料への導入の動き”MEGA TREND OF SWITCHING TO BIO FUEL

世界中でのバイオ燃料代替への大きな流れ
地球環境問題により、既存燃料からバイオ燃料への代替計画が世界中で進行中です。
EUでは、2012年から航空機を対象に含めた温暖化ガス排出規制を導入。バイオ燃料導入の契機になり、EU司法裁判所が2011年12月21日に、日米航空業界が「国際法違反」などと反発していた訴えを棄却し、合法と判断しました。
日本では、航空機燃料への代替を2020年までに10%(120万kl)に大幅に拡大予定。また、米国では、2015年、空軍の航空機燃料の50%をバイオ燃料に代替するなど、航空業界では環境問題への対策に向けて急速にルール作りが進んでいます。
2003.10
EU議会にて、2020年までに航空機燃料の10%を非化石燃料で代替えする事を義務付け。国際航空協会(IATA)は自主規制で2014年に航空機燃料の使用総量の5%、2020年には10%をバイオ燃料に切り替え決定。
2009
JALがバイオ燃料を使用した試験飛行を実施。
2011.3
バイオ燃料由来航空機燃料の米国制定製品規格「ASTM D 7566」が発表。
2011.12
バイオボーイング社及びANA/JALが、各省庁及び石油卸売、商社関連流通業界に「ASTM D 7566」の規格に見合う燃料を使用し、2020年までにその代替率を10%とする二酸化炭素排出削減計画を説明。
2011〜
欧米エアライン各社がバイオ燃料を使用した便の運航を開始。
ANA/日本貨物航空がバイオ燃料を使用した空輸飛行を実施。
2016〜2017
本格運用前の官民一体となった実証試験を開始予定。(大規模空港を含む定期便での継続的な使用)
2020
本格運用
【国際航空分野】2020年以降のCO2排出を頭打ちにする全世界共通目標(CNG2020)
バイオ燃料の高い市場価格
現在、既存の航空機燃料(化石燃料より精製)は1リットル150円前後にて取引されています。世界中でのバイオ燃料の代替計画を受け、バイオ燃料は既存の3〜6倍(450円〜900円)で取引されています。現在バイオ燃料は供給に追いつかず、既存燃料と比べ、非常に高額での取引が続く見込みで、経済合理性のある藻由来のバイオ燃料が主力となっていくでしょう。
これらのことから
藻類バイオマスは
次世代再生可能エネルギーとして
重要視されています
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